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トラファルガー広場の噴水とナショナルギャラリー 作品番号 26115007056

ナショナルギャラリー

ロンドンのトラファルガー広場に面するナショナルギャラリーは、1824年に設立され、13世紀から20世紀までの西洋絵画2,300点余りを所蔵するイギリスを代表する美術館である。コレクションは保険業で成功を収めたジョン・ジュリアス・アンガースタインの蒐集した38点が基礎となり、個人からの寄贈と美術館の購入によるものが大半を占めるという、ヨーロッパでは稀な王侯貴族のコレクションに由来しない美術館である。

1250年から1500年までの絵画

宗教画や祭壇画、神話をテーマとした作品、肖像画などの中世からルネサンスまでの西洋絵画を網羅したコレクションを所蔵している。

  • The Arnolfini Portrait/アルノルフィニ夫妻 作品番号 20036000051アルノルフィーニ夫妻像ヤン・ファン・エイク (1434年作)
    初期フランドル派の画家、ファン・エイクの代表作。精緻な油彩技法が用いられた初期の作品で、ルネサンス絵画に大きな影響を与えた西洋美術史において極めて重要な作品とされている。
  • The Battle of San Romano/サンロマーノの戦い 作品番号 20036000090サン・ロマーノの戦いパオロ・ウッチェロ (1438年作)
    遠近法を重視した初期ルネサンスの画家、ウッチェロがメディチ家の注文により制作した3部作「サン・ロマーノの戦い」の1つ目のパネル。残りの2つはルーヴル、ウフィッツィ美術館に収蔵されている。
  • Venus and Mars/ヴィーナスとマルス 作品番号 20036000146ヴィーナスとマルスサンドロ・ボッティチェリ (1483年頃作)
    初期ルネサンスを代表する画家、ボッティチェリはギリシャ神話を主題とした作品を多く残している。愛の女神ヴィーナスと軍神マルスを主題をとする本作は、愛が争いに勝つことを暗喩している。

1500年から1600年までの絵画

古典の復興と人類の理想を追求した盛期ルネサンスのコレクション。ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ラファエロ、クラナッハ、ホルバインなど、西洋美術史において最も重要な画家たちの作品を展示している。

  • The Entombment 作品番号 20036000127キリストの埋葬ミケランジェロ・ブオナローティ (1500年頃作)
    盛期ルネサンスを代表する芸術家、ミケランジェロは、彫刻、絵画、建築など多方面で活躍した。本作は磔刑の後埋葬されるキリストを描いた未完の作で、右下には聖母が描かれるはずだったという。
  • The Virgin of the Rocks/岩窟の聖母 作品番号 20036000166岩窟の聖母レオナルド・ダ・ヴィンチ (1491-1508年作)
    万能の天才、ダ・ヴィンチの残した「岩窟の聖母」には2つのバージョンがあり、本作の他ルーヴル美術館が所蔵する作品が存在する。2作とも聖母マリアと幼いキリスト、洗礼者ヨハネと天使が描かれている。
  • The Ambassadors/大使たち 作品番号 20036000194大使たちハンス・ホルバイン (1533年作)
    イングランド王ヘンリー8世の宮廷画家として活躍したハンス・ホルバイン。仏人大使ダンドヴィユとその友人ラヴール司教を描いた本作には、アナモルフォーシスという技法を用いた頭蓋骨が手前に描かれている。

1600年から1700年までの絵画

カラヴァッジョ、ルーベンス、レンブラント、フェルメールといったバロックおよびフランドル絵画のコレクション。テーマは神話、風景、風俗と多岐にわたる。

  • The Supper at Emmaus 作品番号 20036000047エマオの晩餐ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ (1601年作)
    陰影を強調した写実的な作品でバロック芸術に多大な影響を及ぼした画家、カラバッジョ。本作はルカの福音書に登場するエマオという土地で復活したキリストが弟子たちと食事をする場面が描かれている。
  • Self Portrait at the Age of 34/34歳の自画像 作品番号 2003600010534歳の自画像レンブラント・ファン・レイン (1640年作)
    17世紀オランダを代表する画家レンブラント・ファン・レインの34歳の自画像。多くの自画像の中で、本作では16世紀風の衣装を纏い、キャリアの絶頂で自信に満ちた姿が描かれている。
  • A Young Woman standing at a Virginal/ヴァージナルの前に立つ 作品番号 20036000206ヴァージナルの前に立つ若い女 ヨハネス・フェルメール (1670-2年頃作)
    レンブラントと並び17世紀オランダを代表する画家、ヨハネス・フェルメール。寡作で現存する作品は僅か30数点だが、ナショナルギャラリーでは本作と共に「ヴァージナルの前に座る女」の2作を所蔵している。

1700年から1800年までの絵画

産業革命で発展した18世紀イギリスでは独自の絵画様式が発展し、それまで貴族のものだった芸術が中産階級にも浸透した。フランスを中心に花開いたロココから新古典主義の作品、それとは一線を画す18世紀イギリス絵画の名作が所蔵されている。

  • Mr and Mrs Andrews 作品番号 20036000424アンドルーズ夫妻トマス・ゲインズバラ (1750年頃作)
    18世紀イギリスの肖像画家、トマス・ゲインズバラ。「肖像画は生活のため、風景画は楽しみのため」という言葉の通り、本作の肖像は左隅に追いやられ、構成の半分は田園風景が描かれている。
  • An Experiment on a Bird in the Air Pump 作品番号 20036000117空気ポンプと鳥の実験ジョセフ・ライト (1768年作)
    ライト・オブ・ダービーと称されたイギリス、ダービー出身の画家、ジョセフ・ライトは化学実験や産業革命をテーマにした作品を多く描き、本作のような蝋燭の灯を効果的に用いた明暗法で知られる。
  • Self Portrait in a Straw Hat 作品番号 20036000220自画像エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン  (1782年以降作)
    マリー=アントワネットの肖像画で知られる女流画家、エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン。本作はフランス革命の約7年前、優美な宮廷文化の中で王妃の画家として活躍した頃の自画像である。

1800年以降の絵画

ロマン主義、写実主義、自然主義といった19世紀絵画、印象派、後期印象派から世紀末美術まで、近代西洋絵画の新たな潮流を垣間見ることができる珠玉のコレクション。

  • The Fighting Temeraire 作品番号 20036000086戦艦テメレールジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー (1839年作)
    ターナーはイギリスを代表するロマン主義の風景画家である。本作はトラファルガーの海戦で活躍した戦艦テルメールが役割を終え、解体のため牽引されていく様子を描いている。
  • Bathers at Asnieres/アニエールの水浴 作品番号 20036000345アニエールの水浴ジョルジュ・スーラ (1884年作)
    印象派の筆触分割を発展させ、点描という技法を確立したフランス新印象派の画家、ジョルジュ・スーラ。最初の大作となった本作は点描法で描かれた作品ではないが、部分的に点描に近い技法が用いられている。
  • Sunflowers/ひまわり 作品番号 20036000343ひまわりフィンセント・ファン・ゴッホ (1888年作)
    後期印象派の巨匠フィンセント・ファン・ゴッホは、7点の花瓶に活けられたひまわりを描いている。本作は現存する6点のうちの1つで、アルルでゴーギャンとの共同生活を始める直前に描かれた4番目のひまわりである。

収蔵品の画像について

アマナイメージズでは、ナショナルギャラリーの公式画像を取り扱っています。2,300点に及ぶコレクションから、特に有名な550点余りをサイトに掲載していますが、サイト未掲載作品のリサーチ、画像の取り寄せも可能です。


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