ストックフォトのアマナイメージズ:ギャラリー | amanaimages gallery

田中達也
tatsuya tanaka

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オーロラへの想い

オーロラはオーロラゾーンと呼ばれる地球の南北にある限られた地域に現れます。見たことのない人は、オーロラは冬しか見られないと思われがちですが、それは大きな誤りです。オーロラの出現する空域は熱圏呼ばれる高度100Kmから上の領域です。ちょうどスペースシャトルの飛ぶ領域といえばわかりやすいでしょう。そのため季節に関係なく毎日、星の見える夜空であれば見ることができます。
明るさや動きに規則性はなく、星空をバックに突如現れ、縦横無尽に動き回りそして去っていきます。あの光は一体何だったのだろうか、はじめてオーロラを目前にするとそのスケールの大きな現象に圧倒され、しばし呆然としてしまうほどの不思議さに驚かされます。それはまるで夢を見ているような気分とよく似ています。それほど神秘的で幻想的な光の乱舞がオーロラなのです。そして一度体験すると、その魅力は簡単には忘れられません。
オーロラは一定の出現パターンから突如変化します。しかしその変化は毎回異なります。それは、十数年に渡り何十万カットも撮影し続けた私のオーロラ写真に二つとして同じものがないことからもうがえます。オーロラを理解するためには実際に自分の目で見ることがベストです。しかし、たとえ出かけても必ずしも思ったようなオーロラに出会えるとは限りません。逆に滅多に見ることのできない珍しいオーロラや、まだ見たこともない凄いオーロラに出会う可能性も否定できません。だから私のオーロラ撮影の旅はエンドレスなのです。今は白夜の季節ですが、それが過ぎると薄暮薄明の空に現れるオーロラとの再会です。今年は太陽活動も活発になりどんなオーロラに出会うことができるか楽しみです。

profile

1956年 愛知県生まれ
写真家/生物ジャーナリスト
医療ソーシャルワーカーとして精神障害者のケースワークに従事。その後、自然写真家として独立。身近な自然から風景・オーロラと幅広いジャンルを手がけ、繊細で力強い作風を特徴とする。オーロラと風景を組み合わせた一連の作品は海外からも高く評価されている

【所属団体】
(社)日本写真家協会・日本自然科学写真協会

オフィシャルwebサイト

information

【主な著書・写真集】
「花の写真表現術」モーターマガジン社
「オーロラ旅物語」東京書籍
「空のどうぶつえん」講談社
「オーロラの本」学研
「空の写真図鑑」学研
「雲・空」山と渓谷社
「マクロ撮影1本勝負」日本写真企画
「被写体別撮影事典」学研
 その他多数執筆

【写真展】
「花花」
「ときめきの瞬間」
「Shiny Dreams Aurora」
「時色の空」
「オーロラに逢いたい」
「誘惑美」
「森の風貌」
「魅惑の森」
「季節の中の宇宙たち」
 など各地で多数開催している